(ライセンス取得)


第12章 ダイビングの話(ライセンス取得)

ダイビングのライセンスは、バリではなくオーストラリアのゴールドコーストで取った。その頃通っていた新井薬師のスナックのママに

「バリばかりでなくて、違うとこも行ったら」の一言に

「そうかなー」と思い、オーストラリアに行く事にした。何処にしようかなと「地球を歩く」を読みふけっていると、カジノに止まった。

「カジノいいねえ」とその項目で、ゴールドコーストに決定した。その頃は、東中野のスナックにも行っていて、そこの常連にNさんと言う人がいた。

「ダイビングは面白いから、オーストラリアでライセンス取ってきなよ。取ったら潜りに連れていってあげるから」と言われたが、その時は

「ダイビングですかー? 安全なんでしょうね!!」と聞くくらいで、次の日には忘れていた。

「地球を歩く」を見ながら、宿を決めてタクシーに乗りカジノに行った。勝負事なので、結構真剣にルーレット赤黒勝負と名前は忘れたが大きな円盤で止まった数字の倍率で配当されるゲームで2と3で勝負していた。このやり方は、カジノ側にしてみれば、潰しておかなければならない客になったようで、目を出せるディーラーに変わり、コテンパンにやられた。

「ちょっとカジノは止めよう」と思いビーチで甲羅干ししていたら、Nさんの言葉を男も出した。「地球を歩く」をめくっていたら、サーファーズパラダイスダイバーズと言うショップでライセンスが取れる事が判った。さっそくTELし取得コースに入学した。

ゴールドコーストは、ダイビングで有名ではなかったが、リゾートでは、南半球最大の歓楽街と言う事だったが、何処が歓楽街か判らないままに、1週間のオーストラリア旅行は終わってしまった。

日本に帰ってきて、本格的にダイビングを始めようと思い、器材1式そろえ、大瀬崎に通い始めた。経験本数が30本を超えた時点でバリに行くスケジュールを立てた。その頃は、ダイビング雑誌を毎月欠かさず読んでいて、ちょうどDIVE&DIVE’Sという店が紹介されていたので、この店に予約を入れた。

 

  ライセンス取得の話 終わり


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