クタで〆る


第16章 クタで〆る

 うるさい物売りも煩わしいが3日もいれば、そっとしておいてくれるようになる。その時点で、貴方はクタの住人だ。したい事をしてゆっくり遊ぶ。最高の贅沢がそこには在る。レストランは、ダユーUしか書かなかったが、中華・和食・タイ料理・メキシコ料理・イタリア料理と何でも在る。カラオケスナックまでもあり、片言の日本語でもてなしてくれる。ここは天国。(三つ星のレストランは無理ですがね!!)

クタビーチも気に入っている。長期間滞在しているとバリニーズが色々な事を教えてくれる。それの意味を深く考える必要はない。ただ聞いて、質問してみる。そこに新しい発見が生まれるかもしれない。トップレスで日焼けしている外人女性に声をかけてみるのも面白いかもしれない。(僕には、勇気が無かったので声をかけた事は無い。)

 

これ見たさにバリニーズが散歩に来る。微笑ましい光景と言える。ムティアラ宿泊していた日本人女性に言わせると「年がいってるからトップレスになれるのよ。」だそうだが、まあ30代中位かな?

日に焼くと乳首も黒くなるのだったら止めて欲しい。(乳首が黒いとぞっとする。)

 

普通私のように年1ヶ月も外国でのんびりできる人なんて余りいないと思うが、時間が出来たら「バリでゆっくり過ごしてみて下さい。出来ればクタで!」と言いたい。異文化の中で熱い風に吹かれて何かを感じられれば、そこに新しい自分が見えるかもしれない。それは、貴方の感性によると思うが。

たったの4年間だったが、どんどん変化してきている。バリを開発するなと政府の方針が在ったそうだが、それが変わったようだ。これからバリに行く人は時間と共に近代化されてい行くバリと共に遊び楽しむ。いい事だと思う。

 

貴方がどの時点のバリを好きになるかは分からないが、

 

貴方もバリでジャランジャラン。

 

 

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