(KYONちゃん呟き) H12・04・20更新

八重干瀬


八重干瀬は、「やえびし」・「やえびせ」とか色々な呼ばれ方をしているが、正式名称は

「やびじ」と呼ぶと平良市発行の資料に書いてある。 でも、僕は、この資料を書くまでは、

「やえびし」と呼んでいたので、どれが一般的だかは、分からない。

八重干瀬は、巨大な珊瑚礁群で国内最大級であると紹介されるが、その位置大きさは、

池間島の北方、南北10km、東西7kmの海域に100を超えるの珊瑚礁群が広がる。

八重干瀬が誰のものかは、漁師、宮古島・池間島住民、ダイビングショップ等の利害が絡み

複雑な問題だが、一番古い侵略者は、漁師ということになるのかな?! その次が宮古島・池間島

住民で、昔から潮干狩りとして八重干瀬に、大潮の干潮時に、海上に出た瀬に渡り、貝や逃げ遅

れた魚を捕って楽しんむそうだが、最近は、地元以外の観光客が多いみたいだ。 最後が

ダイビングショップになる。

最近、八重干瀬の潮干狩りが、珊瑚を踏み潰すとの物議が持ち上がっているが、海上に出た

部分は、すでに茶色になっており、珊瑚らしきものは、見えなかった。 昔は、どうだったかを

語る人がどういう思いでいるかは、知らない。 しかし、観光客の少ない宮古・池間(宮古島と

池間島は、橋でつながっている)では、重要なイベントであることには、間違いのないところだ。

こないだ、八重干瀬を潜って、驚いたのが、某ポイントでたくさんの珊瑚がひっくり返っていた

事だ。 これは、某ホテルが観光客用にやっている地引網ツアーだそうで、一人15,000円で20人集

まったら行うやつらしく、だれが操船するは知らないが、引っかかった珊瑚の哀れさは、文章で表現

しきれない。 通常は、水深3m位を引き、珊瑚を引っかけないようにするらしいのだが、どうした

ものか表現に困るところだ。

  僕が、八重干瀬を語るには、まだ十分でない。 たかだか10本位では、まだまだと言われそう

なので、今回は、このくらいにしておくが、八重干瀬の珊瑚と奇麗な根を見たら、・・・・!!!

 

以上

 


戻る