(KYONちゃん呟き) 20122更新

奇麗な写真を撮りたい(コンデジ編)


  綺麗な水中写真を撮る。 ある意味フォト派ダイバーの夢だ。 偶然でも何でも構わなくて、とりあえず綺麗な1枚が撮れれば、そのデジカメに数万円払ったことが報われてしまうのが趣味の世界だ。 僕は、それを否定しない。 では、その1枚を撮れるように出来るだけのアドバイスを試みるので、読んでみてほしい。 出来るかできないかは、あなた自身で判断してほしい。

 コンパクトデジカメで、動いている魚を撮るのは結構難しい。 最低でもファインダーの中に魚を捕えていないと、シャッターが切れた瞬間にファインダーから外れていたら、撮影できるはずはない。 なので、自分の体を水中で安定させて、ファインダー内に魚を捕えている必要がある。 これが綺麗な写真を撮る為のダイビングの最低スキルになる。 被写体の魚が着底しても逃げないのなら、着底して体を安定させて撮影すべきだ。 この状態で可能なのは、クマノミくらいか?!

 (撮影機材) 僕が勧める撮影機材は、コンデジとそれ用の水中ハウジングだけで撮影できるはずだ。 外付けのストロボは、ワイドコンバージョンレンズを付ける場合、以外は不要と考えている。 

  最低限強制発光させることができるコンデジが必要 ・・・ 晴れている水深3m以内以外であれば、発光させないとコンデジでは綺麗な色が出にくい為。

 水中モードがあるコンデジでも、フルオートで撮影する場合に水中が暗い場合、シャッタースピードが遅くなりボケボケの写真しか撮れない場合がある。 この場合は、ISOの感度を上げれば、なんとかなるケースがあるので二つくらいあげてみるのも一つの方法だ。(ISO100で使用していたらISO400にして撮影してみる)

  僕的には、シャッター優先モードで撮影することをお勧めする。 ・・・ 動いている魚の場合は、最低でも1/125のシャッタースピードで、かつ魚が止まっている瞬間(ファインダー内に止めていればOK)にしか上手く撮影できない。 このモードは、安いデジカメには付いていないので、なければ、強制発光でのみで魚に立ち向かっていくしかなくなる。

  現在、コンデジは、キャノンのG9を使っているが、かなり綺麗に撮れると感動している。 その設定を以下に書いておくが撮影する場合は、被写体(魚等)との距離は1m以内で撮影するのが必須だ。(ズームを使用しても1m以内)

  (G9の設定)  シャッター優先(1/160) ISO80 常時発光 中央重点測光 流し撮り(手ぶれ補正)  ここで、何故シャッター優先を使うかは、G9の水中ハウジングは、水中で絞り・シャッタースピードを変えられないので、このモードが一番有効と考える。 (フルオート・絞り優先は、シャッタースピードが1/125以上をキープできない場合がある。) このモードで写真が暗い場合は、ISOの感度を上げれば、写真全体が明るくなるので試してみてほしい。 

  魚に1m以内に寄れなければ、手をのばしてその距離を詰めるしかない。 頑張って!! ばたばた動くと魚は、逃げてしまうよ!!

  魚に寄るには、その被写体の魚になれば寄れる。 僕にも難しいのだが、とりあえず草食系の魚のフィンワークをする。 これが出来ればかなり寄れるはずだ。 この草食系のフィンワークより被写体の魚より下から寄って行く方が有効という人もいる。 あなたが被写体1m以内に寄れることを祈っている。

  書き忘れていることがあるで、追加しておくが、中央重点測光を使うなら、測光部分の半分以上が被写体にかぶっていないと上手く調光できない。 機械である以上最低限の約束を守らなくてはならない。 スポット測光ならその測光部分の半分以上だ。 マルチパターンは、画面の半分以上か?! (TTL内部ストロボを使うためにこうなってしまう。)

 

とりあえず好きなことを書いてみたが、怒らないように!! 頑張って、綺麗な写真を撮ってほしい。

 

では、また、kyonチャンのHPをよろしく!!

 


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